歴史から紐解く！愛知県西三河地域の特性

愛知県の西三河地域というと岡崎市や豊田市、碧南市、そして刈谷市などがあります。三河地域というと徳川家康の出身地ということもあり、徳川家の伝統が色濃くあると言われています。

徳川家康が生まれたとされる岡崎城がある城下町で、地元の団結力が強く、しきたりを重んじるところがあります。そして、尾張地域と比べるとのんびりしているのが特徴です。

西三河地域は特に郷土に対するプライドは高いものがあります。「愛知県と言えば名古屋でしょう」という考え方に違和感を持ち、「それは違う」と考えている住民は多いです。また、トヨタ自動車がある豊田市があるため移住者が多いのも特徴です。移住者が増えてきているため三河人ばかりではなくなってきていますが、三河人であるという自負はしっかりとあるようです。

西三河地域では八丁味噌が有名です。名古屋のお味噌というと八丁味噌ですが、西三河地域で作られています。カクキューの八丁味噌やまるや八丁味噌が有名です。

八丁味噌は大豆と塩を木桶に仕込み、天然の川石を職人の手で山積みにして重石にします。そして二夏二冬天然醸造させたものです。色は赤黒く、濃厚なコクと少しの酸味が八丁味噌独特の味になります。

八丁味噌を使った味噌煮込みうどんは愛知県に来たらぜひ食べて欲しいものとしてよく紹介されています。八丁味噌のみそ汁もおいしいのですが、八丁味噌のコクとうまみを存分に味わえるのは味噌煮込みうどんではないかと言われています。